矢島満安
戦国秋田の由利郡で群雄割拠していた「由利十二頭」については、無知に等しい状態です
十二頭の1つ「大井矢島氏」に関しては、かろうじて「オノデラーズ」なので、オノデラーズを通して知りました!
『奥羽永慶軍記』では、鬼神のごとき部将に描かれております^^
滝沢氏がらみのいざこざで、仁賀保氏と「不倶戴天の敵」となってしまい、それによって、他のすべての由利十二頭と対立するはめとなった矢島氏・・・・
矢島氏は、オノデラーズと領土を接していたので、自然にオノデラーズに頼らざるを得なくなったのは、無理らしからぬ事かと思います。
何度も仁賀保氏率いる由利衆が矢島に攻めてきても、当主の満安は何度もはねつけております!
安東氏の湊騒動でも、九戸騒動でも、その武勇は目に見張るものがあり、またもがみんも一目惚れしたくらいです。
そして、満安の舅でオノデラーズ当主・義道の庶兄の茂道も、彼を大切にしたのもよく分かります。
しかし、とんだ誤解から自害せざるを得なくなった満安・・・・自害するシーンも悲しいほどの潔さですTT
秋田県由利本荘市矢島町とくれば「生駒家」というイメージが強いですが、私にとっては矢島に行くたびに、満安の気配を感じてきております
是非とも西馬音内城跡の彼の自害したと言われている場所へ行って、慰霊してきたいものです。
ちなみに、国の無形文化財に指定されている『西馬音内の盆踊り』は、彼を慰霊するためのものであるという説もあります。
最近、彼のことを「やっしー」と呼んでいる私・・・・(爆破)