福島正則
この方のイメージは、まさに「豪傑」「豪快」でございます。
サルの為に命をかけて働いていたという、純粋な心の持ち主だったとも思っております。
それが裏目に出て、じぶじぶを「敵」として見てしまう結果になったとも思いまするが・・・・・
豪快なイメージのせいか、市松君はどうしても「ギャグ」要員にされますねえ〜
小十郎には「ちんちくりんのりんりん」なんて言われたというエピもありますし、浮気して帰ってきたら、奥さんに鑓を振り回されて、危うく殺されかけたとか・・・・・
賤ヶ岳七本鑓の一人なのに、奥さんに鑓で打たれそうになるって、すごいお話ですよねえ・・・・
たぶん、それくらい愛嬌のある人物として見られてきたのだと思います。
私めなんぞは、三国志の「張飛」と被ります(笑)

豊臣家の行く末を案じていたとは思いますが、結局は主家が滅びるのを指をくわえてみているしかなかった彼・・・・
そう考えると、私めは、市松君よりじぶじぶのほうが「強かった」と見てしまいまする。

主家滅亡後、幕府に目をつけられ、結局は改易されてしまいました。
本多正純のプランとしては、広島藩から津軽藩に転封させられる案もあったとか・・・・
市松君も災難ですが、正直、津軽信枚にとっては「迷惑な話」だったと思います。
まあ・・・「案」で終わって良かったのかどうかわかりません・・・・
因果応報と申しまして、市松君に施そうとした、その案、まさか正純自身が被る事になろうとは・・・・当時本人も考えていなかった事でしょう!

あ、市松君の話から脱線してしまった!(笑)

豪快先行の彼ですが、為政者としても優秀だったようですね^^