大谷吉継
大谷刑部(ぎょうぶ)少輔吉継・・・・だから、最初は「刑部」と呼んでいました。
しかし、じぶじぶと同じきっかけで、「ぎょぶぎょぶ」と呼ぶようになりました!
今ではすっかり「ぎょぶぎょぶ」・・・・・この方、めっちゃくちゃカッコイイのに・・・・(笑)
最初にぎょぶぎょぶを知ったのは、小学校の時の小学館版「漫画日本の歴史」でした。
ムロタニツネ像さんが描かれた漫画でしたが、その時のぎょぶぎょぶの姿が変わっていたので、すぐに覚えました。
何でこの人、顔を隠していたんだろう・・・・と思っていたのですが、NHKで「真田太平記」のドラマで、ハンセン病にかかっていた事を知りました!
その時のぎょぶぎょぶを演じておられたのが、村井国夫さんでした。
村井さんのぎょぶぎょぶは、私の中でぎょぶぎょぶの基本となりました。
・・・・・と言っても、ぎょぶぎょぶのことをよく知らなかったので、武将小説のスパイラル状態にはまっていた時期に、ぎょぶぎょぶを題材にした小説を探しまくりました!
ぎょぶぎょぶ自身が謎の人なので、作品も少ない・・・・(汗)
で、私が想像するぎょぶぎょぶと合致したのが南原さん著の「名将 大谷刑部」でした。
とても物静かそうなぎょぶぎょぶ・・・・本当は、槍仕事で手柄を立てたかったけど、事務仕事も出来る為に、じぶじぶら近江出身の者と共に官僚的な仕事につく事が多かったぎょぶぎょぶ・・・
サルに、大軍を指揮させてみたい!と言わしめるほどの「将」としての才能を持っていたけれど、その才能が開花したのが、彼が自決する事になった、関ヶ原の戦いでした。
伊吹山に陣取っていた金吾軍の二度の攻撃をはねのけた!と知った時は、とても鳥肌が立ちました!
そして、関ヶ原の前に北陸での駆け引きも、痺れます。
本当は、たぬと戦って勝ち目がない事を知りつつも(たぶん)、恩義を感じている親友のじぶじぶの為に戦い、そして関ヶ原でただ一人自決したぎょぶぎょぶ・・・・その潔さは、戦国ファンを魅了するものだと思います。